■ 万博登壇のご報告
2025年10月6日(月)、大阪・関西万博会場EXPOメッセにて開催された公式プログラム「明日を変える知財のチカラ」に、LUNDATTE代表・木村千瑛が登壇者兼ファシリテーターとして参加しました。
本イベントは、特許庁、近畿経済産業局、INPIT、日本弁理士会が主催する、知的財産の力で社会を前進させることをテーマとしたプログラムです。
■ 多くの女性起業家と共に、知財と未来を語る
第一セッション「なかったをデザイン。」には、経済産業省の女性起業家支援プログラム「LED関西」さらに「Giraffes JAPAN」に関わる起業家や実践者が登壇。
社会課題を軸に事業を展開する多くの女性起業家たちの中で、木村はファシリテーターとして議論をリードし、知財を経営戦略の中核に据える意義やスタートアップが直面する知財リスクについて実例を交えて紹介しました。
「商標は“早い者勝ち”。だからこそ、創業初期から自分の想いとブランドを守ることが、未来への投資になる。」
— 木村千瑛(LUNDATTE代表)
■ INPITの無料相談を“最初の一歩”に
セッションでは、知財支援機関であるINPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)が提供する無料相談サービスにも言及。
木村は、
「INPITは無料で相談できるからこそ、アイデア段階から一度話を聞いてもらうのが大切」
と語り、知財を難しく考えすぎず、創業前からの早期相談がリスク回避の第一歩になると呼びかけました。
■ LUNDATTEの挑戦:腸活×下着という未開拓領域
LUNDATTEは、冷えや腸の不調に悩む男性をサポートする「腸いいパンツ®」を展開。
縫い目やウエストゴムを排した独自構造で、腸を圧迫せずに体をやさしく支える“着る腸活”という新カテゴリーを提案しています。
社名「LUNDATTE」と「腸いいパンツ®」で商標を取得し、意匠権の登録・特許出願も完了。
創業初期から知財を軸にブランドを構築してきた姿勢が、今回の議論でも注目を集めました。
■ 知財は「想いを形にする力」
今回のセッションを通じて、知財が単なる法的手段ではなく、「想いを社会に届ける力」であることを改めて感じました。
木村は、ファッションとヘルスケアを掛け合わせたLUNDATTEの挑戦を紹介しながら、知財の力で社会課題を解決するスタートアップの新しい姿を提示しました。
「知財は大企業だけのものではなく、“想いを形にするすべての人”が守るべき資産です。」
■ LUNDATTEの今後
LUNDATTEは、腸の健康を守る日本発アパレルブランドとしてスタートし、「お腹を大切にする」ことをグローバルスタンダード(世界の当たり前)にすることを目指しています。
これが、人類の健康寿命に貢献することだと信じているからです。今後も腸から健康を整えるプロダクト展開を計画しており、「腸から世界を元気にする」ブランドとして、知財を活かしたグローバル展開を引き続き推進してまいります。
✅ 記事末尾リンク
▶ イベント詳細:INPIT公式サイト|大阪・関西万博「明日を変える知財のチカラ」
▶ LUNDATTE公式Instagram:[ @lundatte ]
▶ 製品ページ:[ 腸いいパンツ®|商品詳細 ]